脊柱管狭窄症
長い距離を歩き続けると、
太ももや足先に痺れや痛みが出てきて歩けなくなる…
少し休むと歩けるようになるが長い距離を歩けない…
こんな症状の場合は、
「腰部脊柱管狭窄症」かもしれません。
✓歩くと足に痛みや痺れ、あるいは冷感を感じる
✓長距離を歩くことが出来ない
✓休んだり前に屈むと楽になる
✓身体を後ろに反らすと痺れ・痛みが強くなる
目次
1.脊柱管狭窄症の症状
2.脊柱管狭窄症の原因
3.エル整骨院での施術内容
人間の身体は背骨によって支えられています。
背骨は、
椎骨という1個1個の骨とそのあいだのクッションである椎間板の連なりで出来ています。
この椎骨の後方(背面)には弓なりの骨が突出し、
その空間が脊柱管となり神経のかたまり(脊髄)を収納するスペースとなります。
脊柱管狭窄症は、加齢によって狭くなったスペースが神経を圧迫し、
また血流の低下を招いてお尻~足先にかけて痺れや痛みを発生させて、
歩行を困難にさせています。
1.脊柱管狭窄症の症状
50代から増加傾向となり、60~70代に非常に多くみられる病態です。
脊柱管狭窄症の最大の特徴は、
「間欠性跛行」です。
これは、長距離を歩くと痺れや痛みが発生し歩行困難となるが、
少し休むとまた歩けるようになる、というのを繰り返します。
また、前屈みになると痺れや痛みが軽減するのも特徴のひとつです。
(逆に後ろに反らすと痛み等が強くなります。)
その他、腰痛や下肢の冷感・違和感、また状態によっては
膀胱や直腸の障害も起こる場合があります。
2.脊柱管狭窄症の原因
加齢とともに日常生活の身体の負担のかけ方によって、
背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、
脊柱管周囲の靭帯が厚くなって神経の通る脊柱管が狭くなって(狭窄)、
それにより神経が圧迫されて、神経の血流が低下して、
脊柱管狭窄症が発症します。
3.当院での施術内容
鍼灸治療
圧迫されている神経の興奮を鎮めると同時に低下した血流を回復させます。
はりとお灸を同時に行なうことで相互効果をさらに高めることが期待できます。
また、腰背部やその周辺の筋肉の筋緊張を緩めることで、歩行などの動きを改善を目指します。
マッサージ
腰・臀部を中心に筋肉を手技でマッサージをし、筋緊張を緩めていきます。
またストレッチングを加えることで筋肉を伸ばし、
神経の亢奮を鎮めて歩行などの動きを楽にしていきます。
超音波治療
超音波の温熱効果で血流低下を改善させて、神経の亢奮を抑えていきます。
また、腹筋群や腰背部の筋力強化のトレーニングを行なうことで、神経根への刺激の軽減を図っていきます。
「年だから仕方ない…」と諦めずに是非、ご相談くださいね!