膝痛

膝の痛みは高齢な方に多い症状の一つです。

膝は、上半身の重みを支えつつ立ち上がったり座るときにも使われる関節の一つです。

歩くしゃがむなどで、膝の関節を作っている骨同士がこすれて

関節軟骨がすり減ってそれに対して骨硬化や骨棘形成などが起こり

関節を変形させて痛みと運動制限を起こします。

立ち上がりのとき、歩き始めの運動開始時で膝が痛い…

階段を降りるときに膝が痛む

正座が出来ない

こんな症状は、「変形性膝関節症」の可能性があります

《変形性膝関節症の症状》

椅子からの立ち上がりや歩き始めの運動開始時に膝に痛みが出始めて、

温泉などの温熱効果で痛みが改善します。

しかし、やや進行すると正座ができない階段の昇降(特に降りるとき)で痛みが出てきます。

また関節裂隙といわれる関節のすき間に圧痛が、ことに内側に現れます。

関節腫脹がみられて膝蓋骨の輪郭が不明瞭となって、また関節液が貯留することで膝蓋骨(膝のお皿)の浮動感を認めます。

関節変形は、O脚〔内反変形〕を呈し、太ももも前側の筋肉、大腿四頭筋が委縮し筋力低下を起こし

そして、次第に安静時でも痛みが取れずに歩行困難となります。

《原因》

加齢により関節軟骨の退行変性が起こります。また繰り返す歩行等で軟骨などがすり減って関節が変形します。

肥満・体重過多は大きく影響し、より膝関節に負担をかけてしまいます。

関節軟骨が変性することで膝関節に係る骨の硬化・増殖し、骨棘形成が起こり、

関節自体が変形し、関節腫脹や関節液の貯留等でより歩くにくさや運動時の痛みにつながります。

また、太ももの大腿四頭筋が委縮し筋力低下を起こし、階段の特に降りるときが難しくなります。

《対処法》

一つは、体重減少を図ります。そのうえで、杖を使用する、長時間の立位・歩行を制限し、正座を避けます。

また大腿四頭筋の強化トレーニングを行ないます。

これは、仰向けでの下肢挙上訓練(膝を伸ばしたまま股関節を上方へ上げていく)が当てはまります。

また水中歩行は膝関節への負担が軽減され且つ水圧の負荷がかかる為、おススメです!

《当院での施術内容》

超音波治療

なかなか治らない膝の痛みも、筋肉・腱、骨の奥までを立体加熱を行なうことで痛みの軽減を図ります。

1秒間に100万回/300万回の高速ミクロマッサージにより浅部〜深部に直接刺激を与え、膝関節の痛みを緩和します。

鍼灸治療

鍼灸の刺激で、神経の過度の興奮を鎮め、血流を良くして循環機能を高めることで、

膝関節の痛みの緩和を促進します。

また患者様のそれぞれに合った刺激量を与えることでリラックスすることで更なる治癒促進が期待できます。

JOYトレ(EMS)

JOYトレは、<横になったまま体深くのインナーマッスルを鍛えられる本格トレーニング>です。

年齢性別を問うことなく誰でも筋力増強やボディメイキングが可能です。

大腿四頭筋~体幹の筋肉(腹筋など)に電極を取り付けて、

日頃のリハビリテーションや筋力トレーニングの補完的なメニューとして取り入れられます。

また当院では、治療器だけでなく徒手でのマッサージやトレーニングも行なっています。

日頃のトレーニング方法でお困りの方も、より効率的に筋肉増強を行ないたい方も是非、ご相談ください。